【テーマ展】

観賞 ー日本の四季ー

 「雪月花」「花鳥風月」などの言葉に表せられるように、変化に富む自然に恵まれた日本では、いつの時代の人々も四季の移り変わりを愛で、その自然の美しさや趣を味わい楽しみ ― 「観賞」してきました。

 「都名所図会」や「江戸名所図会」など、江戸時代後期に盛んに刊行された名所地誌、現在でいうガイドブックには、各地の旧跡・神社仏閣などの由来のほかに、季節に応じた名所や行事が書き記されている場合があります。そこには春には花見、夏には花火や蛍狩り、秋には月見や紅葉狩り、冬には雪見など、様々な四季の風物を観賞する人々の姿が生き生きと描かれています。

 自然の風物を描いた絵画からは、絵師たちが心を奪われ、感じ入ったであろう日本の四季の美しさが、絵師の目線を通して私たちに伝わってきます。

 本展では収蔵資料のなかから主に夏から秋を題材とした資料をご紹介します。当時の人々が観賞し、絵師たちが魅了され描き、表現した日本の四季、風物詩をご堪能ください。

  • 会期2019年8月21日(水)〜2019年10月14日(月)
  • 主催もりおか歴史文化館活性化グループ
  • 会場もりおか歴史文化館 2階歴史常設展示室・テーマ展示室
  • 開館時間9:00~19:00(入場受付は18:30まで)
  • 観覧料

    一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
     ・ 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料
     ・ 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料

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