企画展
企画展「金山を開発せよ-「大槌金沢金山之図」制作に迫る-」
2025年8月9日(土)〜2025年10月26日(日)
当館には、岩手県大槌町に江戸時代に産金を誇った金沢金山を描いた12mに及ぶ長大な絵巻が残されています。絵巻には、金の採掘から製錬に至るまでの一連の作業が詳細に描かれており、江戸時代の鉱山技術や金山で生き生きと働く人々の様子を知ることができる貴重な資料です。金沢金山の様子を描いた絵巻は、当館本も含め6点も確認されていますが、制作者・制作年代、またなぜ同様の絵巻が複数制作されたのか詳細は分かっていません。 江戸時代前期に発見された金沢金山は、江戸時代後期に再開発が見込まれると、江戸幕府役人が数度にわたり調査に訪れ、これを契機に盛岡藩は金沢金山をはじめとする金山の開発プロジェクトを立ち上げます。しかし、良質な鉱脈発見への苦闘、江戸幕府から開発資金を獲得するための交渉など多くの困難が立ちはだかりました。 本展では、金山開発の実務を担った一人の盛岡藩士が記した日記などから、金山開発の経過やそれに挑んだ人々の様子を読み解き、「大槌金沢金山之図」の制作者・制作年代・制作背景を探ります。そこには、なぜ金山開発が行われたのか、盛岡藩における金山開発の意味が浮かび上がるはずです。
主催もりおか歴史文化館活性化グループ

テーマ展
テーマ展「稲造以前のこと -盛岡藩士・新渡戸一族-」
2025年7月18日(金)〜2025年11月17日(月)
教育者・農政学者であり、国際連盟事務局次長も務めた新渡戸稲造。彼の著作『武士道』のルーツとも言える盛岡藩士・新渡戸家についてご紹介します。
主催もりおか歴史文化館活性化グループ
-200x288.jpg)
特別展
只今、展示予定はございません。
季節の展示
只今、展示予定はございません。
年間スケジュール
企画展 | テーマ展 | ||
---|---|---|---|
2025年4月 | |||
甘味 |
|||
マチノカタチ ー盛岡城下町の都市プランー 4月26日~7月6日(日) |
|||
5月 | |||
6月 | |||
7月 | |||
稲造以前のこと ー盛岡藩士・新渡戸一族ー 7月18日金~11月17日(月)
|
|||
8月 | |||
金山を開発せよ ー「大槌金沢金山之図」のなぞに迫るー 8月9日(土)~10月26日(日) |
|||
9月 | |||
10月 | |||
11月 | |||
干支コレクション「午」 11月19日(水)~2月16日(月)
|
|||
12月 | |||
2026年1月 | |||
南部鉄器展 ー受けつがれゆく美と技ー 1月10日(土)~1月31日(土) |
|||
2月 | |||
季節を彩る人形 ー願う・愛でるー 2月14日(土)~5月10日(日) |
|||
「千葉記」に見る南部利雄の幼少期 2月18日(水)~4月20日(月) |
|||
3月 | |||
過去の展覧会一覧