【テーマ展】

まぼろし動物園 ~資料のなかのモノノケたち~

モノノケ、妖怪、怪、幻獣、神獣、幽霊、おばけ…呼び方や捉え方は様々ですが、これらはすべて実際には存在しない(と言われている)生き物の呼び名です。それでも彼らは、さまざまな資料の中に実在のものと同じように生き生きと描き出されています。実際には見られない「まぼろしの生き物」であるモノノケたちを江戸時代に生きた人々はどのようにとらえていたのでしょうか。

  • 会期2017年7月21日(金)〜2017年10月16日(月)
  • 主催もりおか歴史文化館活性化グループ
  • 会場もりおか歴史文化館 2階歴史常設展示室・テーマ展示室
  • 開館時間9:00~19:00(※入場受付は18:30まで)
  • 観覧料

    一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
     ・ 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料
     ・ 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料

学芸員おすすめポイント

毎年夏にご紹介している「水虎之図」から、今回はカッパの目撃証言をピックアップしてみました。さながら都市伝説かオカルト雑誌に掲載された体験談のようで、ニヤニヤ・ドキドキさせられます。
また、中国の地理書「山海経」も大変面白い資料です。かわいらしくも不気味な生き物たちが跳梁跋扈する、世にも不思議な世界観をぜひご堪能いただければと思います。
すこし文字数が多い展示になりますが、じっくり読んでいただけるとより深くお楽しみいただけると思いますので、お時間の許す限りゆっくりご覧いただければ幸いです。(担当学芸員)

PAGETOP
Copyright © もりおか歴史文化館 All Rights Reserved.