【季節の展示】

歴文館コレクション2018「戌 ~愛しき隣人~」

平成30(2018)年の干支は「戌」。そこでこの度は、当館が収蔵するおよそ60,000 点の資料の中から、イヌが登場するものを選りすぐってご紹介いたします。時代を超えて私たち人間の生活に寄り添う大切な隣人、イヌたちの姿を御覧下さい。

  • 会期2017年12月20日(水)〜2018年3月19日(月)
  • 主催もりおか歴史文化館活性化グループ
  • 会場もりおか歴史文化館 2階歴史常設展示室第Ⅳ室
  • 開館時間9:00~18:00(入場受付17:30まで)
  • 観覧料

    一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
     ・ 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料
     ・ 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料

学芸員おすすめポイント

イヌは、今も昔も私たちの大切な友人です。準備を進める中で、この展示ではそんなイヌたちの様々な愛らしい姿をご覧いただきたいと考えたのですが、あまりにも身近すぎるためなのかイヌを特別にピックアップした資料というのはなかなか見当たりません。その代わり、様々な資料のなかにごく自然に、人間の暮らしの傍らにそっと寄り添うように描かれたイヌたちの姿があることに気がつきました。今回は資料を通して、先史の昔も平成の世も変わらない、イヌと私たちのステキな関係を感じていただければと思います。
オススメの資料は、メスを追うオス犬たちの力を推進力に変える嘘のような本当の舟を描いた「辺要分界図考」です。会期中にクリスマスもあるので、同資料のトナカイに引っ張られて進むスキーヤー(資料中では「橇=ソリ」と表記)を描いた部分もご覧いただけるようになっています。あいにく足元は最悪のコンディションですが、ぜひご来館いただければ幸いです。

PAGETOP
Copyright © もりおか歴史文化館 All Rights Reserved.