【季節の展示】

安代漆工技術研究センターの歩み ~修了制作で見る軌跡~

岩手県北部、八幡平市を源流とする安比川流域では、かつて漆器の一大産地として発展し、かつては500~600人程の人が漆器生産に従事していました。藩政時代から続く漆器生産の歴史を今に伝え、この地域の漆器文化を守るために、昭和58年、安代町漆器センター(現 安代漆工技術研究センター)を設置。2年間の研修過程で、漆器の伝統技術を理論的に伝え、多くの職人を輩出しています。今展示では、安代漆工技術センターの修了制作を中心に、安代地区で培われた漆文化の過去・現在・未来への展望をご覧ください。
藩政時代の塗物、理論的な塗技術とは?
現代において漆器は日常にどう寄り添っているのか?
本展を通して漆器産業の未来に注目して頂くきっかけとなれば幸いです。

◆関連企画「修了作品展ギャラリートーク」
解説者:冨士原文隆氏(安代漆工技術研究センター主任技師)
日 時:7月16日(日) 【1回目】10:30~11:30 【2回目】14:00~15:00
内 容:修了作品展の解説、漆のよもやま話
会 場:当館2階企画展示室
定 員:約30名(当日自由参加)
参加費:無料

  • 会期2017年7月9日(日)〜2017年7月17日(月)
  • 主催もりおか歴史文化館活性化グループ
  • 共催八幡平市安代漆工技術研究センター
  • 協力※後援 安比塗漆器工房
  • 会場もりおか歴史文化館 1階祭り企画展示室
  • 開館時間9:00~19:00(※11月は18:00まで)
  • 観覧料

    無料

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