【企画展】

旅の枝折〜みちのく観光のみちしるべ〜

「観光」とは「光を観る」こと、つまりその土地の光輝く部分、その土地の人々が誇りとする部分を観ることといえます。現在、盛岡には多くの観光名所があります。しかしこれまでの歴史の中で生きてきた人々は、はたして現代の我々と同じ「光」を観ていたのでしょうか。

江戸時代は、人々の中で「旅」が身近になった時代といわれています。盛岡藩領(いわゆる南部地方)も多くの人々が旅をしました。彼らの足跡を示す江戸~明治時代の資料を中心に、当時の旅事情を紐解くとともに、盛岡藩領の観光名所を様々な資料から紹介しながら、改めてこの地域の魅力を探ります。現代とは異なる価値観を持つ彼らの感性や知識に触れることは、現代を旅する我々にも大きな刺激となるでしょう。

古来、人々は道に迷わぬよう木の枝を折って道しるべ=枝折としました。盛岡に初めて足を踏み入れた人の「旅の枝折」となるとともに、盛岡に住む人々にとっても、新たな盛岡の魅力を訪ねる「旅の枝折」となれば幸いです。

  • 会期2015年4月25日(土)〜2015年6月15日(月)
  • 会場2階企画展示室
  • 開館時間9:00~19:00(※入場受付は18:30まで)
  • 観覧料

    一般300円、高校生200円、小・中学生100円
    ※団体(20人以上)は各2割引

    • 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住
    • 就学の方は無料
    • 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料
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