2025年9月3日(水)開館日
開館時間9時00分~19時00分 (※2階展示室への入場受付は18時30分まで)
企画展
企画展「金山を開発せよ-「大槌金沢金山之図」制作に迫る-」
2025年8月9日(土)〜2025年10月26日(日)
当館には、岩手県大槌町に江戸時代に産金を誇った金沢金山を描いた12mに及ぶ長大な絵巻が残されています。絵巻には、金の採掘から製錬に至るまでの一連の作業が詳細に描かれており、江戸時代の鉱山技術や金山で生き生きと働く人々の様子を知ることができる貴重な資料です。金沢金山の様子を描いた絵巻は、当館本も含め6点も確認されていますが、制作者・制作年代、またなぜ同様の絵巻が複数制作されたのか詳細は分かっていません。 江戸時代前期に発見された金沢金山は、江戸時代後期に再開発が見込まれると、江戸幕府役人が数度にわたり調査に訪れ、これを契機に盛岡藩は金沢金山をはじめとする金山の開発プロジェクトを立ち上げます。しかし、良質な鉱脈発見への苦闘、江戸幕府から開発資金を獲得するための交渉など多くの困難が立ちはだかりました。 本展では、金山開発の実務を担った一人の盛岡藩士が記した日記などから、金山開発の経過やそれに挑んだ人々の様子を読み解き、「大槌金沢金山之図」の制作者・制作年代・制作背景を探ります。そこには、なぜ金山開発が行われたのか、盛岡藩における金山開発の意味が浮かび上がるはずです。

テーマ展
テーマ展「稲造以前のこと -盛岡藩士・新渡戸一族-」
2025年7月18日(金)〜2025年11月17日(月)
教育者・農政学者であり、国際連盟事務局次長も務めた新渡戸稲造。彼の著作『武士道』のルーツとも言える盛岡藩士・新渡戸家についてご紹介します。
-200x288.jpg)
講座・イベント

季節のイベント|第7回 もりおか歴史文化館自由研究コンクール 研究・作品募集
9月1日(月)〜9月30日(火) 10:30~17:00
2025年11月1日(土)~11月24日(月)に開催予定の、第7回もりおか歴史文化館自由研究コンクール「モリガク」に出品する研究・作品を募集します。 わたしたちが暮らす盛岡の魅力を調べ、多くの人に知ってもらいませんか?盛岡の歴史や文化に興味・関心のある小学生のみなさまのご応募をお待ちしております。 応募期間:2025年9月1日(月)~9月30日(火) ※9月17日(水)は休館日となりますので、ご注意ください 受付時間:10:30~17:00(※1階総合案内に直接お持ちください)

イベント|日曜日限定イベント「金山を探索せよ」
8月9日(土)〜10月26日(日) 10:00~12:00/14:00~16:00
企画展「金山を開発せよ」関連イベントで、会期(8/9~10/26)中の毎週日曜日に開催します。「大槌金沢金山之図」の写真で作成した缶バッジ(全12種類)をプレゼントします(お一人1日1個)。缶バッジの絵柄が絵巻のどこに描かれているか探してみましょう。
- 会場2階企画展示室
- 観覧料一般300円