企画展「江戸のなぞなぞ 判じ絵」も後半に入り、本日は連動ワークショップ「拙者!捻 判次朗 ~せっしゃ!ひねる はんじろう~」を開催しました。
昔の人々が頭をひねって考えた絵で楽しむなぞなぞ「判じ絵」。参加者の皆さんには「判じ絵」を解く側ではなく、作る側になっていただき、オリジナルの判じ絵お手紙を書いて(描いて)もらいました!
講師は、当館の美術系イベントでお馴染みの「なすび先生」です!
研修室の看板もなすび先生が書いてくれました! 参加者のみんなでお互いに自己紹介
最初に企画展示室に行き、主に江戸~明治時代に作られた判じ絵を見て、ヒントをもらいます。「サクラの花の真ん中がないからサラ」「サカナの下部分がないからサカ」・・・、昔の人の発想力に皆さん驚かれている様子でした。
それでは研修室に戻って、判じ絵づくり開始です。今回は、まずオリジナルの判じ絵で五十音表を作ってもらいます。これにはかなり時間がかかるのではと思っていたのですが、皆さんどんどん新しいアイディアが!あっという間に五十音表が完成しました。
オーソドックスに「目」で「め」、「輪」で「わ」と読むものから、タコの足の部分(ちゃんと8本!)で「こ」、「りんご」の芯の部分だけを描いて「ん」など、皆さんのセンスが光ります!
五十音表が完成し、これからがいよいよ本番!作った五十音表を基にして、お手紙を書く作業にはいります。
皆さん、誰に送るお手紙を書いているのでしょうか。
それでは完成作品の発表です。解答例はおひとりだけ!他の皆さんのはどう読むのか。ぜひ解いてみてください。
こんな素敵な判じ絵の手紙をもらったら、きっと願いも叶うはず!
1人で2枚も書いてくれた子もいました!お父さん、お母さんもどう読むのだろうと一生懸命!!子どもさんたちのメッセージは届いたでしょうか。
これからも子ども向けの美術系イベントに力を入れて取り組んでいきたいと思います。まだ、もりおか歴史文化館に来たことがない小学生・中学生の皆さん。楽しいイベント盛りだくさんのもりおか歴史文化館に、ぜひ来てみてくださいね。お待ちしています。
参加者の皆さん、またのご参加をお待ちしております♪