【テーマ展】
太陽と月、ときどき星

盛岡南部家が蒐集した「天文」に関わる資料をご紹介します。学術書や当時の記録類、武具、絵画、調度品などを通し、人々が天文に寄せた思いの一端を感じていただければ幸いです。
- 会期2018年7月20日(金)〜2018年9月17日(月)
- 主催もりおか歴史文化館活性化グループ
- 会場もりおか歴史文化館 2階歴史常設展示室・テーマ展示室
- 開館時間9:00~19:00(入場受付は18:30まで)
- 観覧料
一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
・ 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料
・ 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料
「天文」をキーワードに、普段はなかなか一緒にでることのない資料が展示されています。
個人的におすすめの資料は盛岡藩の家老が書いた執務日誌「雑書」の延宝8年(1680)11月1日の項目に描かれた彗星(キルヒ彗星)!ページの余白部分に小さく描かれているのですが、彗星の先端部分を「是ハ星也」、尾の部分を「是ハ白雲ニ以候」と細かくメモを残しており、この彗星を見た家老の衝撃が伝わってきます。
他にも太陽・月・星をモチーフにした武具、月の美しさを表現した絵画や調度品なども展示しています!